女王陛下の007:On Her Majesty's Secret Service

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007シリーズ第6作目「女王陛下の007」は、二代目ジェームズ・ボンド=ジョージ・レイゼンビーが主役を張った唯一の作品であり、ボンドのシリーズ初のロマンス=結婚が描かれる唯一の作品でもあります。

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本編中盤、吹雪の中を追っ手から命からがら逃げる二人は、束の間、暖をとる馬小屋の中で将来を語り合います。

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そこで、ボンドはプロポーズをし、「子供は、男の子と女の子を三人ずつ」欲しいと言うトレーシーに、ボンドは諜報部を辞め、他の職を探すと告げます。

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その表情は、苦渋の決断ではなく、むしろ晴れ晴れとしていました。

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それだけ、このロマンスに迷いが無かったということでしょう。


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興行的には芳しくなかった(と言っても007シリーズの他の作品と比べての話であって、営業成績の面から見れば、実際は十分成功・ヒットしたと言えます。

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後述しますが現在に至るも正当な評価を与えられていないのですが、当時としては画期的とも言えるスキーアクションの充実度、巧みな編集など、現在では高く評価されている作品です。

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「女王陛下の007」のストーリー:「なんでもない。疲れたから眠っているだけなんだ」



ロワイヤル・レゾー。

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初めてボンドが、テレサと出会ったのは、海。

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ひょんな事から海に入水自殺しようとする女性を救うが、それが未来の花嫁テレサだった。

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出会いも束の間、謎の暴漢と戦っている間にテレサは消えてしまう。

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次の再会はカジノ・ロワイヤル(!)にて。

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持ち合わせが無いにもかかわらず、大きな賭けに負けたテレサの支払いを肩代わりして、「あなたは、誰かを助けるのが趣味なの?」とテレサに皮肉られるボンド。

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「人助けがクセなのさ、テレサ」

「トレーシーよ」

「君は無鉄砲すぎる」

「命に未練は無いの」

「今夜は、死なないでくれ」


そして、一夜を共にするボンド。

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ここまでは、これまでと同じ一時のロマンスのつもりだったに違いない。

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その後、欧州最大の犯罪組織ユニオン・コルスのボス=ドラコに拉致されるボンド。

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トレーシーは、ドラコの娘で、付きまとっていた暴漢達もドラコの子分だったのだ。

ボンドが、世界最大の犯罪組織スペクターのボスであるブロフェルドを追っている事を知るドラコは、ブロフェルドの情報提供を条件に、「国際的不良」である娘トレーシーとの結婚を迫る。

「独身貴族のままがいい」というボンドだったが、ドラコの誕生パーティで、再会するボンドとトレーシー。

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勘の良いトレーシーは、自分をネタにした取り引きに気付き、激怒。

父親ドラコにボンドの欲しがる情報を今すぐボンドに話すよう迫り、話させてしまう。

「これでもう私に構う必要は無いでしょ」と席を立つトレーシー。

追いかけるボンド。

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佇むトレーシーを振り返らせると、なんと涙を流していた。

トレーシーの涙を拭いてやり、思わず抱き寄せるボンド。



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木漏れ日の中

優しい柳の枝が生い茂る中を馬に揺られ語り合う二人

タキシードとドレスで広大な邸宅の庭園を散策

何かを熱心に語るボンド

噴水に腰掛け、それを嬉しそうに聴くトレーシー

スイスの街でショッピング

海岸を駆ける二人

捕まえたトレーシーに唇を近づけていく

トレーシーが自らのドレスでボンド共々包み込んで燃えるようなキス

あれほど死に急いでいたトレーシーが、将来の希望に目を輝かせていた。



バックで流れるルイ・アーム・ストロングの「We Have All The Time In The World(愛はすべてを越えて)」のバラードに併せて、ボンドとトレーシーが、徐々に愛情を育んでいく様が丁寧に、そして美しく描かれていく。

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この時、正に「We Have All The Time In The World(世界は二人のもの)」だった。

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果たしてボンドは、ブロフェルドの野望を砕き、トレーシーと結ばれることができるのか?












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